住職閑話

次の話題について、掲載しています。

ガンダーラの仏像

ガンダーラは現在のパキスタン北部とアフガニスタンにあった古代国家です。こことインドのマトゥラーにて1世紀に初めて仏像が造られました。仏像の起源について調査し、講演するにあたり、史料として収集しました。続きはこちら

仏像の起源 —仏像はなぜパンチパーマなの—

釈尊は実在していたので、釈迦如来像は人間の姿をしているのは分かりますが、阿弥陀如来像や大日如来像はどうして人間の姿をしているでしょうか。また、釈尊は出家して剃髪していたはずなのに、なぜ、釈迦如来像は有髪でしかもパンチパーマなのでしょうか。その他、なぜ、頭が二重になっていて、耳があんなに大きいのでしょうか。 これらの疑問をクシャン朝時代(1~4世紀)にガンダーラ(パキスタン北部)、マトゥラー(インド北部)にて仏像が誕生した歴史的、民族的経緯とともに、3~4世紀の実物の仏頭を拝観しながら解説します。

インド仏教聖地巡礼の旅

釈尊誕生の地ルンビニ、王子時代の地ティラウラコット、成道の地ブッダガヤ、苦行の地 苦行林、乳粥を供養された地セーナ村、説法の地ラージギルそしてサヘート(祇園精舎)マヘート、涅槃の地クシナガラの取材を報告します。

 

玄奘三蔵求法の旅を追って

西遊記で有名な三蔵法師が中国の長安からインドのナーランダ大学への遙かなる求法の旅のほんの一端を紹介します。中国西域、ウズベキスタン、インドへの取材を報告します。

 

次の話題について、掲載する予定です。ご期待下さい。

経典の起源 —お経ってどうしてちんぷん漢文なの—

お寺で住職のお経を聞いていると、ありがたいのは分かりますが、何を云っているのかちんぷんかんぷん。「お坊さん自身も解っているのかしら」と思っているうちに眠くなってしまいます。 そのお経について、いつ、どこで、どのように書かれたのかを解説します。まず、お釈迦さまが弟子たちに説法を行ったインドの王舎城にある霊鷲山の現地取材記録から解説し、経典の編纂会議、大乗経典、シルクロードへの伝播、中国での鳩摩羅什や玄奘による翻訳について解説します。阿弥陀経、法華経、観無量寿経、父母恩重経などの経典の概要にも触れてみます。

貝葉経

経典の起源について調査し、講演するにあたり、史料として収集しました。

中国古寺巡礼の旅

西安の郊外に佇む玄奘三蔵ゆかりの寺、興教寺、翻訳僧鳩摩羅什の寺、草堂寺、善導大師の寺、香積寺。敦煌莫高窟。大同雲崗石窟。などの古寺を紹介します。

韓国古寺巡礼の旅

新羅千年の都、慶州にある佛國寺や石窟庵、経典の版木を収蔵してある海印寺、ソウル市内の奉恩寺などの古寺を紹介します。

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